東日本大震災から5年経過して思う事


Ringo店長でございます。
時の流れは早いもので東日本大震災発生から5年が経ちましたね・・・。
震災から時間が経過し、出来事が風化して行く様子も見受けられますが、私の住んでいる岡山県は有り難い事に災害とは無縁の土地で(10年に一度床上浸水がある位です)過ごしております。
しかし妻が阪神淡路大震災をダイレクトに経験している事もあり、地震に対しての反応はかなり敏感になりましたし、災害に関しての知識や理解も進んで自身の引き出しに情報を入れるようになりました。
当時の東日本大震災が起こった時は、これは日本終わってしまうのか?と感じる程の衝撃だった事もありましたが、Ringoに出社した時も仕事をしている場合かと思っておりました。
そんな気分でお店に到着すると、オーナーがバタバタ急いで段ボールを準備してるんですよ。
正直私は震災の影響でオーナーがとち狂ったのか?と思いましたが、その準備をしている意味が分かりました。

オーナー曰く
「東北は電気も無くて寒いでしょ?こんな小さな布団屋でも少しの事でもできる事があるのよ」
その当時は私自身プライベートでとても悩んでいた事もあり、正直他人に優しくしたり配慮する余裕も無い時期でした。しかしこの震災を機会に困っている人を率先して優しくするという気持ちが芽生えました。
それからオーナーと二人でせっせとRingoのお布団を段ボールに入れて、近くの役所の物資支援窓口に届けましたが、この物資支援が果たして正しい選択だったのかと考えている自分がいました。
近年発生した広島の土砂災害の時は、どうやら物資支援が届き過ぎて役所の機能がパンクした話や、私もボランティア活動を志願して問い合わせをした所、当時は広島県民の方のみのボランティア募集で勝手に来る人もいるから困っているとの話もされた事があります。
Ringoのお布団も乾きが早くて軽くて暖かい機能があり、それを良かれとオーナーが物資支援を行った訳ですが、ひょっとしたらそれを受け取った方が本当に快適に使用して下さったのか?本当に喜んで下さったのか?と疑問を持つ事も正直ありました。
しかし素敵なご縁があり、震災後にたまたまSNSで東北の方と仲良くなり当時のお話をする機会がありました。その方の地域もかなりの被害があったとの事ですが、毛布やお布団の物資支援は被災者の方にとても役に立ち重宝したとお話を聞かせて頂きました。

今回は素敵なご縁がありそのようなお話を聞かせて頂きましたが、やはり同じ国に生まれ育っている事を考えれば困った人には親切に接していく事の重要性に気づく事ができると改めて感じました。
このご縁も行動を起こしていないと分からなかった事だと思いますし、人とのつながりを生むのも自分の行動によってもたらす物だと。
しかしこの問題が綺麗事だけで解決するような話でもありませんし、ネガティブな思考になってしまうのも十分理解できます。個人のレベルで物事を動かすのも限界がありますしね・・・。
それも踏まえて私の解釈で言えば、今後自分に何ができるか?という部分に対しては・・・
人に優しく接する事
非常にシンプルですが、困っている人にそっと優しく手を差し伸べる事ができるだけで世の中全体が優しくなれる社会になると思いますし、自分が困っている時に他人に優しくされたら単純に嬉しいですし(笑)

Ringoというお店を通して今後もそのような事があれば全力でサポートしたいと考えておりますし、そのような行動ができるのも日頃ご愛用して下さるお客様のお陰でございます。
お店の運営ももちろん大切ですが、社会貢献に関しても何かお役に立てるお店でありたいと考えております。
3/11という日を振り返って学ぶ事はまだまだ多くありそうです。
震災で被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。
それではまた次回のブログでお会いしましょう。
寝具のRingo 店主

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