ブログ, 目からウロコ?お布団の正しい使い方講座

温かい布団をお探しの方は必見の記事です☆その1


温かい布団

 

このキーワードでお布団をネットで検索した方も多いかと思います。

 

寝具のRingoでも冬場になればそのようなお問い合わせを頂く事がありますが、この手のご相談は正直少しお返事に困るのが率直な感想でございます(笑)

 

一応Ringoのお布団も夏用、冬用などの目安を製品に明記しておりますが、正直中綿の量や素材の質感に若干の変化がある程度の違いであり、明確に「温かい」と声を大にしてお客様にご提案できるか?と聞かれたら難しいかもしれません。

 

回りくどい言い方もアレなので、寝具店で勤める私の正直な所の答えをお伝えしますね。

 

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温かい布団は存在しません

 

申し訳ないのですがこれが答えなんです。

 

私も馬鹿正直なのでこのような書き方をしてしまいましたが、温かい布団の存在は聞いた事も無いですし、思い当たる節があるとすれば自身のお布団に誰かが先に寝ていたとして、数時間後にそこの布団に入ったら温かいのではないかと頓知のような答えでしかお伝えできません。

 

ここでピンと来た方がいらっしゃったらもう既に温かい布団の正体を知っていると思います。

 

私は温かい布団の存在は知りません。

 

しかし温かい布団で眠る方法は熟知しております。

 

書き方が少し意地悪になりましたが、本日は少しでも就寝に対しての意識が変化して頂ければ私も嬉しく思っておりますので、温かいお布団で心地良く眠りたいという方はしばしお付き合い頂ければ幸いでございます。

 

布団を温かくする方法

 

と書いておりますが、実際の所は温かい状態で心地良く眠る事ができるか?と考えた方が分かり易いかもしれませんね。

 

もっと簡単にご説明すると・・・

 

温かくするのは寝具の仕事ではありません。寝具はあくまでそのサポートをする役目であり、温かくするのはご自身の役目なんです。

 

また頓知が始まるのか?と突っ込まれそうなので、下記に簡単に誰でもできるお布団を温かくする方法を箇条書きにしてみました。

 

・毛布は必ず敷き布団に使用する(最適でも掛け布団の上)

・予め寝室の空調を就寝に適した温度に調節する

・電気毛布や床暖房で寝具を暖める

・眠る前に温かいお風呂に浸かり体温を上げる

・眠る前に携帯電話などを使い過ぎない

こちらにつきましては下記から簡単にご説明させて頂きます。

 

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まず最初に

毛布は必ず敷き布団に使用する(最適でも掛け布団の上)

こちらの説明でございますが、最近メディアでも取り上げられて来ている内容になっております。やっと時代が追いついたか・・・と偉そうな事は言えませんが(笑)この現象が何故正しい眠りなのか?という部分は実は皆様も一度は経験している事だったんです。

 

まず一般的な構造で製造されたタイプの毛布は、基本的に温かさを最優先して製造されている為とても早く身体を暖める事ができる優れものです。

 

防寒対策としての用途であれば最高クラスの製品だと思いますし、実際に震災などで体育館や簡易住宅などのエアコンが効かない施設でとても重宝されていた事実もある事から、その防寒力は間違いないと私も疑いません。

 

しかし今回は寝室で温かく快適に就寝を行うというテーマである事から、あえて毛布を使用する事で発生するデメリットを上げるとすれば・・・

 

発生した熱を循環する事やその熱を外に逃がす事が難しい

 

この現象がどのような事か分かり易く説明させて頂くと・・・

 

こたつに下半身を入れた状態で寝落ちしてしまった状態

 

皆様も一度はこの状態を経験した事あると思います。私も幼少期の事はこたつで眠る事が大好きだったのですが、それを繰り返していると母から「こたつで寝ると風邪ひくよ!!!」と怒られていた事を思い出します。(その後再三の注意も無視していたらこたつが家から無くなってしまいました・・・笑)

 

温かいこたつで寝るのに何故風邪をひくの?と思う方も多いかもしれませんが、その正体は熱を発散しきれない状態で汗をかき身体全体を冷やす事が原因なんです。

 

数時間こたつでうたた寝した後は大抵の方がぐちゃぐちゃな嫌な汗をかいているなんて経験があると思います。正直眠りの質で言えば最低レベルです。

 

身体も冷え汗でベタベタになりおまけに体調も悪くなる。活字にしていても寒気がして来るような悪循環な就寝方法ですね・・・・。

 

話を元に戻しますが毛布を肌掛けに使用し就寝を行うのは、上記のこたつで眠る事とさほど変わりはありません。何故なら熱が逃げないという事は身体に負担が掛かり汗をかき身体を冷やしてしまう原因になるからです。

 

肌掛けに毛布を使用している方は今日からでも良いので使用方法を改めて下さい。確かに毛布の質感が好き!という方も多いと思いますし、温かさの初速はとても早いので使い方によっては最高の寝心地になりますからね。

・・・・そろそろ一番良い毛布の使い方をご説明しないと毛布業界の方からクレームが入りそうなので、勿体ぶらず一番快適な就寝の方法をお話します(笑)

 

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毛布は敷きで使用し、上掛けは保温性もそこそこで熱を適度に発散する寝具

 

まず何故毛布を敷きで使用するメリットの一つとして背中を暖める事が上げられます。皆様もご存知の通り背中は身体の中で一番神経が通っている部分である事もあり、そこを温める事により身体全体に熱を循環する事ができ温度を保つ事ができるのです。

 

そうする事により身体全体から放出する熱が上掛けのお布団を上手く利用して温度を循環する事ができる為、寝心地も良く程よい温かさをキープする事が可能になります。

 

またその他にご紹介させて頂いた項目に関しましては次回以降の記事でご紹介させて頂きますのでまた次回をお楽しみにお待ち下さいませ。

正しい寝具選びで毎日健康な身体へ

 

本日のお布団に関してのご説明は少し攻めた内容になりましたが、少しでも快適で心地良いご就寝ができればと思い、マネージャーの経験を元にお話させて頂きました。正直Ringoの寝具のご案内では無く、あくまで心地良い眠りとご自身に合った寝具の選び方をメインにお話した内容でございます。

 

また眠る方法に関してもやはり人それぞれという部分もございますので、皆様がご自身に合った心地良い就寝方法を見つけて下されば幸いです。

 

また現在の眠りに満足をしていない方や快適に就寝を行うにはどのような方法があるのか?などの疑問がある方は是非寝具のRingoマネージャーにご相談頂ければサポートさせて頂きますので是非そちらもご検討下さいませ。

 

 

それでは今週も皆様のご来店を心よりお待ちしております。

寝具のRingo公式webサイトはこちらから

寝具のRingo マネージャー

 

追記

こちらの記事は寝具店で勤務するマネージャーの経験と実体験を元に快適に就寝できる方法を掲載しております。また快適な就寝方法はご自身の体調やコンディションなども影響して来る事もあり、必ずこの記事が正しい(誰でも快適に眠れる)とは限らずあくまで心地良い就寝を行うという部分がテーマとなっております。

いずれもご自身に合った方法をお探し頂ければ幸いでございます。
※こちらの記事はいかなる場合でも内容の無断転記はお断りしております

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